機能性畳の開発で当社社員が「第8回ものづくり日本大賞優秀賞」を受賞しまし た。
2020.01.22
5種類の部門がある中、タバタ株式会社は「伝統技術の応用部門」で、機能畳の開発が認められ弊社社員4名が優秀賞を受賞しました。
分類:伝統技術の応用
受賞件名:攻めの姿勢で伝統を守る。健康で快適な暮らしの一端を担う機能性畳の開発
受賞者:田端 雅司 :他3名
開発機能畳の説明
呼吸する畳メッシュクリーン®
最近の住宅は部屋の気密性が高く、畳干しの習慣も薄れ、敷きっぱなしの畳が多くなっています。そんな背景のもと畳下に湿気が溜っている住宅が非常に多く、この現代住宅の盲点ともいえる課題に取組みました。
畳全体に貫通した穴を多く開け、畳裏を接する面積を最小限にするため、円錐形の突起を採用。その突起がスノコの役割を果たすことで、その隙間に湿気た空気が溜り、掃除機がそれを貫通した穴から吸い上げます。掃除機をかけるだけで、畳干しの要らない清潔な畳を維持することができます。畳下の環境を改善する通気性の良い畳が誕生しました。
ものづくり日本大賞とは
ものづくり日本大賞ごあいさつより抜粋
内閣総理大臣表彰「ものづくり日本大賞」は、日本の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきたものづくりを着実に継承し、新たな事業環境の変化に柔軟に対応しながらさらに発展させていくため、ものづくりの第一線で活躍する各世代のうち、特に優秀と認められる方々を顕彰する制度です。
特に、昨今我が国製造業が直面している様々な事業環境の変化に柔軟に対応し、新たな付加価値を提供する人材にスポットライトを当て、広く発信していくことが、ものづくりに携わる全ての方々の意欲向上につながると考えています。